シャモニー IV

2019/07/31-08/12

旅程寸描

▲エギュイ・クルー(中央)とエギュイ・ノワール・ド・プトレイ(右)。(2019/08/03撮影)

2014年から2016年にかけて3年連続でシャモニーに通ったあと、2017年はヨセミテ、2018年はエベレスト街道とそれぞれ指向の異なる海外渡航を重ねましたが、今年の夏は再びクラシカルなアルパイン路線に回帰することにしました。

この旅の大きな目的はドリュの登攀だったのですが、今年の夏のヨーロッパは異常気象で、シャモニーですら気温が40℃を超えることがあったそう。そのために山群の随所で落石が頻発しており危険だとのガイドの判断で、ドリュは持越しになってしまいました。また、今回は2015年の現場監督氏や2016年のセキネくんのような力のある相方を見つけることができず、現地ガイド頼みとなってしまったのも残念でしたが、それでも、モン・ブラン山群のイタリア側でのクライミングや、いつかは登りたいと思っていたパピヨン稜などを登ることができ、それなりに満足度の高いシャモニー行となりました。

なお持越しのドリュは、改めて機会を窺いたいと思っています。できれば来年に。

行程表

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日付 行程
2019/07/31 成田からワルシャワ経由、ジュネーヴへ。さらに乗合バスでシャモニーへ。
2019/08/01 ブレヴァン〜プランプラ。
2019/08/02 ブレヴァン「Crakoukass」。
2019/08/03 エギュイ・デュ・シャトレ「Velociraptor」。モンツィーノ小屋泊。
2019/08/04 エギュイ・クルー「オトーズ・ルート」。
2019/08/05 バルム峠。
2019/08/06 エギュイ・デュ・ペイニュ パピヨン稜。
2019/08/07 休養日。
2019/08/08 ポワント・ラシュナル「コンタミヌ・ルート」。
2019/08/09 ブレヴァン湖とCarlaveyron自然保護区。
2019/08/10 休養日。
2019/08/11-12 シャモニーからジュネーヴへ。ジュネーヴからワルシャワ経由、成田へ。

参考情報

→〔装備

→〔3点カード