ルクラ〜スルケ〜カトマンズ

2024/11/03

△08:50 ルクラ → △10:20 スルケ

朝、6時にダイニングルームに出てみたらチリンがそこにいました。彼は次のクライアントが待つアイランドピークBCへ向かうためにもっと早い時刻に空港に行ってヘリコプターを待ち、もしこれが飛ばないときは今日のうちにパンボチェまで歩くということだったのでメッセンジャーで別れのメッセージを送ってあったのに、なんだか間の抜けた話になってしまいましたが、いよいよ出発の時刻になっての彼の挨拶は「またね」でした。

チリン、元気で。日本に来ることがあったらおいしい日本酒と日本料理をご馳走するので、必ず連絡してください。

この後、ヘリは飛んだもののナムチェバザールまでしか飛ばず、チリンはそこから徒歩でアイランドピークに移動して無事にクライアントと合流し、そこでの仕事を終えてからアマ・ダブラムBCに戻って、さらなるサミットアタックをサポートしたそうです。

一方、昨日侃侃諤諤だった奥様方は「今ならヘリが飛ぶ」という緊急呼集に対し「誰それさんがいない」「私が空港まで探しに行く」などとてんでバラバラの空中分解をしかけていましたが、そこは練達の引率氏、どうにか部隊をまとめて慌ただしく出て行きました。一方、我々(Sさん・私・優斗)の方は目下のところこれといった見通しがなく、ニマも「これはなるようにしかならない」と達観した表情です。

優斗の方でもカトマンズのデンディさんと連絡を取って善後策を協議していましたが、デンディさんが言うには、明日はもっと天気が悪くなるので今日のうちに移動した方がいいが、ルクラからマンタリまでのヘリ料金が高騰(通常200ドルのところその3倍近く)しているため、ルクラから徒歩4時間の車道終点(ファプルphaplu)まで歩いて、そこからジープで1泊2日をかけてカトマンズに戻ってほしいとのこと。行きにも車を使ってあまりの悪路に大変な思いをしていたSさんはこの提案に対し渋い顔をしましたが、結局は他に手段もないしルクラに留まり続けるくらいなら悪路を我慢してでもとにかく進んだ方がいいという結論に落ち着きました。

ヘリポートにはたくさんのトレッカーがたむろしていて、ここが書き入れ時とばかりに続々やってくるヘリコプターを待っていましたが、我々はこれを横目に見た後に谷底に向かって急勾配で落ち込む山道をひたすら下り続けました。

ところが我々のトレッキングの起点となったスルケまで降りたところでニマがデンディさんと連絡を取り合ったところ、そこから話が二転三転。あまりに話が錯綜したので途中経過は省きますが、結論としてはこのスルケからカトマンズへ日本人3人を運ぶヘリをデンディさんが確保できたということでした。さすが社長(再)!一方、ニマとポーター君は我々を見送った後ルクラに登り返して新たなミッションにつくことになったので、二人とはここでお別れです。それにしてもGH社、ちょっと人使いが荒いのでは?

スルケの狭いヘリポートに次々に飛来するヘリコプターたち。我々はここで3時間以上待つことになりましたが、ついにフライトの順番がやってきました。短い間でしたがお世話になったニマとポーター君と握手を交わし、13時55分に飛び立ってそこから45分ほどの飛行でカトマンズに帰り着くことができました。

空港まで迎えにきてくれたデンディさんに祝福を受け、フジホテルに戻ったら真っ先にシャワーを浴びてリフレッシュ。夜はSさんと共に街中に繰り出して、優斗が行きつけの中華料理店で四川料理に舌鼓を打ちました。

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