チェプルン〜ナムチェバザール

2024/10/16

△06:45 チェプルン → △11:55-12:10 エントランス・ゲート → △15:10 ナムチェバザール

すばらしく快適なベッドでの、しかし少々寒かった一夜が明けて、今朝はキンと冷えた快晴です。

ロッジの外に出てルクラ方面(ドゥード・コシ下流方向)を見ると、どうやら今日は飛行機が飛べそうな空模様です。

これから向かうナムチェバザール方面(ドゥード・コシ上流方向)に目を転じると、コンデ・リの派生峰のてっぺんが朝日を浴びて輝いています。そしてこれらの眺めをうっとり眺めている間にも、ヘリコプターがひっきりなしに谷の中を通過していきました。

おいしい朝食をいただいたらトレッキング再開。ここからの区間は2018年にも歩いているのですが、そのときはルクラからパクディンまで雨に降られていましたから、周囲のクリアな景観は新鮮です。

堂々たる高距で水を落とす右岸の滝や階段が備えられた沐浴場(欧州系トレッカーが水浴していました)などは自分の記憶になかったものでしたが、いずれも清冽かつ神聖な雰囲気を漂わせていました。

そして行く手の上方にはタムセルク(6608m)の白い姿が見えるようになってきました。この山とその奥に今は隠れているカンテガ(6782m)とのペアは、この後トレッキングおよびアマ・ダブラム登攀期間を通じて常に身近にあり続けることになります。

モンジョのエントランス・ゲートで、チリンが入域手続をしてくれている間に私の方はジオラマを使ってアマ・ダブラム登攀のイメージトレーニング。もっとも、この精度の粗さでは何の役にも立ちませんでしたが……。

モンスーン期の豪雨・増水被害の爪痕を残す川沿いの道を歩き続けると、懐かしい二重橋が見えてきました。6年前にここを通ったときは下の橋は使われておらず、単に上の橋を渡るだけだったのですが、今は下の橋がバンジージャンプ施設に改装されており、我々を含むトレッカーたちが足を止めて見守る中、一人の観光客がその恐怖を絶叫と共に楽しんでいました。

二重橋からぐんぐん高度を上げて、霧雨を降らせる雲の中に入ってしばらく進むとこの日のゴールである懐かしのナムチェバザールです。ロッジに入る前に土産物屋に入って地図、バフ(その実態はただの円筒状の布)、絵葉書などを買い求めましたが、ここで買ったバフはその後のトレッキングをずいぶん楽なものにしてくれました。

気っぷのいいおかみさんが切り盛りするロッジKhumbu Resortに投宿し、まずはジンジャーレモンハニーで身体を温めてくつろぎましたが、この日もルクラ近辺の好天とは裏腹にマンタリの方は天気が悪く、BCスタッフは飛び立てなかったということをここで聞きました。この宿にしても飛行機が飛ばないために多くの予約キャンセルが発生しており、おかげでダイニングルームはがら空きだったのですが、果たしてこれで我々がBCに入る予定日にテントは立っているのだろうか……という心配はしても仕方のないことなので、夕食のミックスフライドライスをおいしくいただいたら、ヒマで仕方ないおかみさんがチリン・優斗・カンツァとテーブルを囲んでネパール語と英語と日本語をちゃんぽんにしながらゲームに興じている様子を横目に、さっさと自室に引き上げて就寝しました。

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