韓国の氷瀑
2019/02/09-12
旅程寸描
クライミング仲間のヨーコさんと「次の冬は韓国でアイスクライミングをしよう」という話をしたのは2018年の秋のこと。知人たちが韓国やカナダでのアイスクライミングを楽しんでいるのを横目で見てずっとうらやましく思っていたからですが、自分たちの技量に多少の自信がついてきたことも意欲を後押ししてくれました。そこでFacebookでつながっているミネコさんと現場監督氏の2人に韓国のクライミングガイドについての情報提供をお願いし、その結果、韓国マウンテンガイド協会(KMG)のJeon Yonghak氏にガイドを依頼することにしました。
Jeonさんに最初に連絡をとって日程を確保し、飛行機や初日のソウル市内のホテルを予約したのは同年の11月のことですが、具体的な行き先を詰め始めたのは旅の直前。そのときになってみないとコンディションがわからない氷の性質上これは致し方ないことですが、そのように得心するまでは「どこに行くんだろう、泊まる場所の確保は大丈夫なのか?」とハラハラしました。しかし実際にはもちろん心配は無用で、以下のような図が送られてきたのが2月5日。そこから急ピッチでさまざまな予定が確定し、無事に出発当日を迎えることができました。
実は、あらかじめのリクエストではその巨大さで日本でも名が通っている雪岳山설악산ソラクサンの土旺城瀑布토왕성폭포トワンソンポッポを自分たちだけで登るのは100年早いのでJeonさんに引っ張ってもらって登りたいと思っていたのですが、今年は氷の状態が悪く許可が下りないとのこと。自然を相手にしている以上、こればかりは致し方ありません。今回の旅が好印象だったら翌年以降に再挑戦することにしようと考えつつ飛行機に乗ったのですが、結果としては大満足のツアーとなり、同時に来年の韓国アイス再挑戦もほぼ決定したのでした。
行程表
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日付 | 行程 |
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2019/02/09 | 羽田からソウルへ。東大門周辺散策の後、ソウル市内泊。 |
2019/02/10 | ファチョン・アイスパーク(人工滝)。チュンチョン泊。 |
2019/02/11 | パンデ・アイスパーク(人工滝)。チュンチョン泊。 |
2019/02/12 | 九曲瀑布(天然滝)。ソウルから羽田へ。 |