ナイロビ

1989/07/11-15

最初の目的地=ケニアの首都ナイロビは高地にあるため涼しく、到着した夜に招待された大使公邸では暖炉に火が入っていました。ケニアは政治・経済両面で安定しサブサハラ(サハラ砂漠以南のアフリカ諸国)の模範的存在であることから、この地域での日本からの援助額の第1位(当時)であり、ケニア側の対日感情も総じて良好でした。公労使三団体とのセッションでは、人材招聘プログラム・器材供与プログラムのいずれも歓迎されました。

▲在ケニア日本国大使館。右から3人目はK大使。
▲ケニア使用者連盟のO事務局長と。この後、彼に招待されたレストランでキリン肉のローストを食べた。
▲ケニア労働省のB事務次官ほかと。撮影してくれたA一等書記官は通産省からの出向。

ケニアでの公式日程を終えた後に、1日半のオフをとって南部のアンボセリ国立公園へ小型飛行機と車で赴きました。初めて見る野生の動物たち=猿・シマウマ・水牛・キリン・ライオン・象もさることながら、遠くに高く、白い雪を冠ったキリマンジャロの姿に感動し「いつか登る」と心に誓いました。

▲ナイロビ市内。高い建物はケニヤッタ国際会議センター。
▲アンボセリ国立公園での車によるサファリ。象の群れのリーダーが人間たちに道を譲れと迫り、車が下がったところで悠々と道路を横断した後に、子供を輪の中に囲むように構成された一団の象が道を渡った。
▲同じくアンボセリ国立公園で。はるか遠く、高くにうっすらと白い雪を見せているのはアフリカ大陸の最高峰=キリマンジャロ。いつかはその頂きに立ちたいもの。